パワーポイントで削除/上書き保存したファイルを復元する方法を解説

はじめに

PowerPointで作成したプレゼンテーションファイルが突然消えてしまったり、誤って上書き保存してしまった経験はありませんか？重要なデータを失うと、仕事などに大きな支障をきたす可能性があります。

本記事では、削除や上書き保存してしまったパワーポイント(PowerPoint)ファイルを復元する方法について解説します。自動保存機能や以前のバージョンの復元方法に加え、データ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG有料版」を活用する方法も紹介します。万が一のデータ消失時に備えて、ぜひ参考にしてください。

パワーポイントファイルが消えた原因

まず、パワーポイントファイルが消える主な原因を確認してみましょう。

誤ってファイルを削除してしまった
不要なファイルを整理している最中に、誤って重要なPowerPointファイルを削除してしまうことがあります。特に、[Shift] + [Delete] キーを使ってしまうと、ごみ箱にも残らず復元が難しくなります。
上書き保存する際に、意図しないファイルを選択してしまった
既存のファイルを編集して保存する際に、誤って別のファイルに上書きしてしまうケースもあります。上書き保存後に気づくと、元のデータを取り戻すのが難しいことがあります。
編集中に誤ってアプリケーションを終了してしまった（保存せずに）
作業に集中していると、うっかりPowerPointを閉じてしまうことがあります。保存を忘れた場合、次回開いたときにデータが消えている可能性があります。
作業中に突然電源が切れてしまった（保存せずに）
ノートパソコンのバッテリー切れや停電などが原因で、PowerPointの作業ファイルが保存されないまま消えてしまうことがあります。
パワーポイントの予期せぬフリーズやクラッシュ（保存せずに）
PowerPointが突然フリーズしたり、クラッシュしてしまうと、編集中のデータが失われる可能性があります。特に、大きなファイルを扱っているときに発生しやすいです。

これらの原因でPowerPointファイルが消えてしまった場合、下記の復元方法を試してみましょう。

消えたパワーポイントを復元する方法

方法1: 自動保存機能を利用する

PowerPointには、自動保存機能が搭載されており、一定間隔で自動的にファイルのバックアップを作成します。この機能を利用すれば、保存せずに終了してしまった場合でも、復元できる可能性があります。

復元手順：

PowerPointを開き、「ファイル」→「情報」をクリック
「プレゼンテーションの管理」から「保存されていないプレゼンテーションの回復」を選択
一覧から復元したいファイルを開き、「保存」

方法2: 以前のバージョンの復元機能を利用する

Windowsには「以前のバージョンの復元」機能があり、上書き保存してしまった場合に過去のバージョンを復活させることができます。

復元手順：

上書き保存してしまったPowerPointファイルのあるフォルダを開く
上書きしたファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択
「以前のバージョン」タブを開き、復元可能なバージョンを確認
必要なバージョンを選択し、「復元」をクリック

この方法で、間違って上書き保存してしまったパワーポイントファイルを復旧できる場合があります。

方法3: データ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」でパワポを復元する（削除や未保存の場合は対応できる）

PowerPointファイルを誤って削除してしまった場合や、保存せずに終了してしまった場合、自動保存や以前のバージョンによる復元がうまくいかないこともあります。そんなときに役立つのが、データ復元ソフト「Tenorshare 4DDiG」です。今度はその有料版を利用して、パワーポイントを復元する方法について紹介いたします。