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フォーマットなし|30秒でSDカードの書き込み禁止エラーを解除!

はじめに

「せっかく撮った写真が保存できない!」

「急にSDカードに書き込めなくなった」

こんな経験、遭ったことがありませんか?SDカード、USBメモリや外付けHDDの書き込み禁止エラーにより、学校や仕事、旅行での大切なファイルを保存したい際でこんなトラブルが起こると、焦りますよね。

この記事では、フォーマットせずにわずか30秒でできるSDカードの書き込み禁止エラーの解除方法を初心者の方にもわかりやすく解説します。データを消さず、簡単な手順で、大切な思い出やデータを守りましょう!続いて、下記の詳細をご覧ください。

ディスクの書き込み禁止エラーとは

ディスクの書き込み禁止エラー

ディスクの書き込み禁止エラー」とは、SDカードやUSBメモリ、外付けHDDなどの記憶媒体が、読み取り専用状態になってしまう現象を指します。

具体的には、データの閲覧はできるものの、新しいファイルの保存や既存データの削除・編集など、一切の「書き込み」操作が行えなくなってしまう状態です。

パソコンでSDカードを開くと「このディスクは書き込み禁止になっています」という警告が表示されたり、スマホやカメラでは「このSDカードは書き込みできません」「フォーマットしてください」といったメッセージが出ることがあります。このような経験でお困りの方も、きっといるでしょう。

書き込み禁止になる主な原因

1. 物理ロックスイッチの誤作動

SDカードの側面には、小さなロックスイッチがあります。このスイッチが「ロック」位置に少しでもずれると、書き込みができなくなります。カードの出し入れ時やバッグ内での移動など、些細な衝撃で位置が変わるため、まずはこちらをご確認ください。

2. 読み取り専用属性の設定

PC上でSDカードやUSBメモリ、外付けHDDのプロパティが「読み取り専用」に設定されている場合、書き込みがブロックされます。これは右クリックメニューからプロパティを開き、設定を変更することで解除できます。

3. 記憶媒体の物理的損傷や劣化

長期使用による経年劣化や、誤った抜き挿し、衝撃や電源トラブルが原因で、SDカードやUSBメモリ、外付けHDD自体が損傷することがあります。これを検知したPCやスマートフォンが、データ保護のため自動的に書き込み禁止モードに移行するケースが多く見られます。

4. デバイス間の互換性問題

新しい規格のSDカードを旧式のカードリーダーやPC、カメラで使用する場合、互換性の問題から正しく認識されないことがあります。この場合は、使用しているデバイスのファームウェアやドライバーを最新版にアップデートすることで改善される可能性があります。

5. ウイルス感染による保護機能作動

SDカードやUSBメモリ、外付けHDDがマルウェアに感染している、または感染の疑いがある場合、OSのセキュリティ機能によって書き込みが自動的に遮断されることがあります。信頼できるウイルス対策ソフトでスキャンを実行し、問題がないか確認しましょう。

30秒でできるSDカード書き込み禁止解除方法

「旅行先で撮った大切な写真や、仕事のファイルが入ったSDカードが急に使えなくなった…」そんなピンチをすぐに解決したい方にオススメなのが、フリーソフトのEaseUS Partition Master Freeです。

難しい設定やコマンド入力は一切不要です。データを消去することなく、カンタン数クリック、30秒程度で書き込み禁止を解除できます。

EaseUS Partition Master Freeについて

EaseUS Partition Master Freeは、簡単かつ安全、信頼性の高いパーティション管理フリーソフトです。パーティションの作成、サイズ変更などを無料で利用できる以外、OSをSSDに移行したり、データを保持したままMBRとGPTの相互変換を行うことも可能です。

SDカードやUSBメモリが書き込み禁止になってしまった時でも、わかりやすい画面で、初心者の方でも迷うことなく操作できます。

パーティション管理ソフトEaseUS Partition Master

WindowsでSDカードの書き込み禁止を解除する手順

ここからは、EaseUS Partition Master Freeを使ったSDカードの書き込み禁止解除方法を説明します。

STEP

まずは、EaseUSの公式サイトにアクセスし、最新版のEaseUS Partition Master Freeをダウンロードしてインストールしてください。プログラムを起動して、「ツールキット」から「書き込み保護」を選択します。

WindowsでSDカードの書き込み禁止を解除する手順1
STEP

対象のSDカードをパソコンに確実に接続します。

STEP

接続しておいたSDカードを確認して、「無効」ボタンを押すと完了です。

WindowsでSDカードの書き込み禁止を解除する手順2
WindowsでSDカードの書き込み禁止を解除する手順3

これで、フォーマットしなく、プログラム起動から約30秒でSDカードを修復することができます。専門知識がなくても大丈夫、とてもシンプルな解決法であると思います。

SDカードの書き込み禁止を解除できない場合

ここまで紹介した方法でも解決しない場合は、次の追加対策をお試しください。

コマンドプロンプトを使用した詳細設定

Windowsの「コマンドプロンプト(管理者)」から高度なディスク操作を行う方法です。操作を誤るとデータ消失のリスクがあるため、実行前には必ずバックアップを取得し、細心の注意を払って操作してください。

  1. Windows + R キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。
  2. cmd と入力し、Ctrl + Shift + Enter で管理者権限として起動します。
  3. コマンドプロンプトで以下のコマンドを順次実行します。
  4. コマンドプロンプトを閉じ、PCを再起動します。
diskpart
list disk
select disk [対象のディスク番号]
attributes disk clear readonly

この方法は操作ミスによるデータ消失に注意!バックアップを取って実行してください。

別環境での動作確認

現在お使いのPCやカードリーダー自体に問題がある可能性も考えられます。別のPCやスマートフォン、カメラなどでSDカードを読み込めるか確認してみましょう。異なる環境で問題なく認識される場合は、元の環境の接続ポートやドライバーに原因があると特定できます。

まとめ

ディスクの書き込み禁止エラー、WindowsでSDカードの書き込み禁止を解除する方法などについて紹介しました。フォーマットする必要がなく、無料かつ快速にエラーを解消できます。

「大切なデータが消えてしまったかも」と慌てる前に、まずはロックスイッチの確認から始め、必要に応じて専用ツール(フリーソフトあり)やコマンドプロンプトを活用してみてください。

以上、ディスクの書き込み禁止エラーでお困りの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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